2011年2月アーカイブ

エコ365って!?

2011年2月28日

 
  1月下旬に和泉市の幼稚園や小学校で
 コミュニケーションデザイン専攻の学生
 エコ365のイベントを実施しました。

 エコ365とは、子どもたちの
 環境を大切にしようという心を
 育てることを目的とし、
 CD専攻の学生たちが学校を訪れ、
 エコを学べるいろいろな出し物やゲームを
 主催するというものです。

小道具やグッズなども、すべて学生たちのお手製です

イベントの主なプログラムはこちら
「キャラクターの紹介アニメ」 
「うえきんとの電話」
「くるくる紙芝居」 
「かるた大会」
以上四つのボリュームたっぷりのイベントでした。

全工程を45分という時間で進めなければならないため、
なかなかの苦労をしました。

しかし、たくさんの子供たちが、元気よく『うえきん』を呼んでくれたり、
楽しくかるたをしてくれたりしたので、運営するスタッフも
気持ちよくイベントを進行することができました。

ちなみにメインとなる紙芝居の内容は、エコロン星からひろしくんの家にやってきた
『うえきん』というキャラクターが、エコロジーについて教えてくれるというもの
エコロン星にあるエコロン村のキャラクターもたくさん登場します。

 特に印象に残ったのが、
 幼稚園の子供たちのエコへの関心の高さでした。
 幼いながらに、家庭でのゴミの分別や、
 リサイクルを理解していて驚きました。
 そういった家庭での積み重ねが、
 エコにつながっていくのだと感じました。

 また小学生・幼稚園児ともに『かるた』が大人気で、
 「またやりたい」「かるたがほしい」
 という声も聞けてとても嬉しかったです。



このかるたは、紙芝居と関連していて、
物語に登場したキャラクターたちが
かるたの札になっており、
ストーリーを振り返り、エコについて
考えながらゲームを楽しめます

そして、肝心の『くるくる紙芝居』も大盛況で、
出てくる画面に釘付けになる子供たちや、
場面に応じていきいきと反応してくれて
とてもやりやすかったです。

こうした草の根的なエコ活動が、
子供たちの教育には合っているのではないかと思いました。
テレビなどの一方的な情報配信ではなく、発信する側も受け手も、
どちらもがコミュニケーションを取れる、この『くるくる紙芝居』
エコ教育としてはとても効果的なのではないかと思いました。

問題を投げかけ、子供たち自身に考えさせることができる、
紙芝居はそういうことのできるツールです。
またリアルタイムで直に、子供たちの反応が見られるため、
読み手はより一層の柔軟性や何を伝えるか、
情報を取捨選択していくスキルが必要だと感じました。

 今回『くるくる紙芝居』を読んでくれたMさんはとても上手で、
 この成功は彼女なしには語れないと思います。
 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!

 そしてすべての工程が終わったあと、
 メダルうえきんのうえきばち表彰状マグネット
 ポストカード
といったお土産を子供たちに渡しました。
 こちらも大変喜んでいただき本当によかったです。

 総括としては、イベント自体はかなり成功したと
 感じています。 子供たち、スタッフともに楽しんで、
 イベントを運営することができました。

次回の課題としては、全体的に時間があまってしまったということ。
その分をエコ教育もしくは、キャラクターに親しめるようなコンテンツが
用意できるのではないかということです。次回こそはスタッフも
紙芝居も共にグレードアップしたイベントにしたいと思います。

ご協力いただきました、幼稚園・小学校の皆様、行政の皆様、本当にありがとうございました。
なお、このイベントの模様はイベント翌日の新聞にも掲載され、
ECO365活動の大きな第一歩となったように思います。
これからもたくさんの方々と連携し、エコ教育の普及を目指していきたいと思います。

 投稿者:コミュニケーションデザイン専攻3年生 深見美里


2月5日(土)の朝。
少し寒さも和らいで過ごしやすいこの日、
グラフィックデザイン専攻と
イラストレーション専攻1年生の
進級制作プレゼンテーションが行なわれました。

プレゼン開始前の教室では、
友達同士で談笑したりして、
2年生の卒業制作プレゼンテーションとは
かなり様子が違いますね。
卒制プレゼンの様子はコチラ→1月31日のブログ

 他専攻の学生も覗きにきているようですよ。
 偵察?(笑)
 友達のプレゼン具合をひやかしに来たのでしょうか

 まずはプレゼン前に、湊先生が一言。
 朝の元気なあいさつ
 『おはようございます!』
 から始まり、このプレゼンの意義などを含め、
 学生たちに言葉をかけます。


 ・自分の作品を自分の言葉で、知らない人にいかに伝えるか。
 ・自分を振り返りながら、客観的に自分を見る。
 ・作品の評価というよりも、
 自分のモチベーションを高め、明日の製作につなげるためのプレゼン。
最後の点でも、学生生活の集大成である卒制プレゼンとは違った意味合いですね。
卒制プレゼンでは、あくまでも作品の評価に重点がおかれていました。

プレゼンは専攻ごとに4人ずつ前に出て、1人につき3分発表したあとに、先生方の講評。
専任の湊先生と高安先生、そして伊賀先生、喜多先生、津田先生、畑先生、樋口先生、平沢先生。
この一年間、一年生の授業を担当されてきた先生方です。

 

専攻別にテーマが分かれていて、グラフィックデザイン専攻は、
『各授業の最終課題の中からどれでも1つ、
 各自が得意なものを選び、改めて練り直したものをプレゼン』
GD専攻の前期 ・後期合わせた授業の中から1つ選択するので、
かなりバラエティーに富んだプレゼンとなりました。
お菓子の詰めあわせ、入浴剤のデザイン、CDジャケットのデザイン、映像作品もありましたよ。

 

イラストレーション専攻は、『テーマは自由。B4サイズ以上の大きさで、関連性をもたせた4枚の作品』
感情の表現、天気の移り変わり、お気に入りのモチーフを4枚、などなど。
平面作品に加えて、なんと立体作品も製作した学生さんもいたようです。
残念ながら彼の出番は見逃してしまったんですが・・・。
イラストと立体の組み合わせ・・、おもしろいことを考えますねー

今日プレゼンをした彼らは、まだ1年生。
先生方からは、学生たちの次の制作へとつながるようなコメントやアドバイスが多く聞かれました。
それぞれが普段から興味を持っていること、将来自分がしたいこと・・・
作品を創るごとに、学生たちは自分と向き合いながら、テーマを設定していきます。
そしてプレゼンでは、第三者に自分の作品の魅力を伝える方法を身に付けます。

 自分自身、そして他者との向き合い方。
 プレゼンは、両方の側面を鍛えられる格好の場なんですね。
 もちろん普段の授業からそれらは行なわれていますが、
 たくさんの先生や他専攻の人たちに、
 自分の作品と発表が評価されるんだ、
 と意識することで、いつもより更に
 レベルの高い制作が行なえるのではないでしょうか。

 経験を経るたびに学生たちはステップを踏み、確実に成長していきます。
 卒業まであと2年。
 それまでにいくつの階段を上り、壁を乗り越えてくれるでしょうか。
 今はまだぎこちない彼らも、2年後に、
 3年間の成長の証、卒制プレゼンで先生方を唸らせる
 作品とプレゼンを見せてくれることを期待しています!

卒展を見に行こう

2011年2月23日

先週までの寒さが嘘のような春の先駆けを思わす、
2月3日、節分の日に陶芸専攻の学生は京都に。

 まず岡崎の京都市美術館に。
 この時期の京都市美術館は、美術系大学の
 卒業修了制作展が週代わりで開催されます。

 今週は、京都嵯峨芸術大学の
 「卒業・修了制作展」を見に行きました。
 1階の大陳列室・北館、そして2階の全室を使った
 大規模な展覧会でした。

 若人のはつらつとした作品が展示され、
 我が学生も1年後の卒業制作展に向けて、
 「心が引き締まる感じがした」とのコメントがありました。


陶芸の作品は少なかったのですが、こんな作品も
メディアデザイン学科の作品「ワンだふる・柴山」です。
皆さんどう思われますか?

9日から京都市立芸術大学、
16日からは京都精華大学の作品が並びます。
一度京都まで足を伸ばしてみませんか。

そして岡崎公園内にある、「ゴットフリー・ワグネル」
功績を讃える碑を訪れました。
ゴットフリー・ワグネルとは?日本の「窯業の父」とも呼ばれ、
京都近代化の一端を担った舎蜜局(せいみきょく)で
西洋の科学技術を教えたドイツ人です。


 石版印刷・ガラス・陶磁器・七宝焼・石鹸など
 多岐にわたり技術を伝えました。
 高さ4メートル・幅10メートルの碑です。

 次は、東山通りを南に、清水道まで移動しました。
 実習で使う、粘土・顔料・釉薬などの
 原材料を扱う「京都イワサキ」に行きました。

 店内は、おなじみの原料が整然と置いてあり、
 特に細工道具・絵の具に関心があったようです。
 もう卒業制作の準備かなと思いました。

 
 最後は、JR丹波口駅にある、
 「京都市産業技術研究所」を見学しました。
 
 従来の「京都市工業技術センター」が
 10月に組織の編成で移転し、地下2階・
 地上7階の近代的なビルに移転しました。

 研究所は地場産業を支援する
 「伝統産業技術後継者育成研修コース」が有り、
 陶磁器コースは14名の研修生が、
 3月の修了展に向けて最後の追込みの真最中でした。

 



橋田章三先生(大阪芸術大学卒)の案内で、
窯場・釉薬実習室・資料室・実習室を見学しました。
4階にある三次元スキャン・三次元モデル造形、
などのハイテク機器が、焼き物の世界に
導入されていることを知り驚きでした。

普段見られない光景に戸惑いを覚えながらも、
伝統産業を担う同世代の人の制作への取り組みを見て、
今後の制作に懸ける意気込みを感じました。

 投稿: 陶芸研究室 


 1月24日(月)、映像専攻主催の公開講座で、
 大阪芸術大学 映像学科卒業生の呉 美保(お みぼ)さん
 脚本・監督作品の上映が行なわれました

 呉 美保監督は1977年 三重県生まれ、大阪芸術大学 映像学科卒。
 大林宣彦事務所PSCで、スクリプターとして映画の現場に携わりながら
 自主制作した短編 『め』 『ハルモニ』が国内外の映画祭で評価を得る。
 PSC退社後初めて書いた『酒井家のしあわせ』
 サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞し、
 2007年 長編映画監督デビュー。同作品の小説も書き下ろす。
 最新作は『オカンの嫁入り』

 今回上映したのは、サンダンス・NHK国際映像作家賞を
 受賞した『酒井家のしあわせ』


冒頭のわずかな間にも、過去に自分が経験してきたことが思い起こされ、
また、現在体験していることと重ね合わせながら鑑賞しました
小さい頃、学生時代、そして親となってから。それぞれの時代で
だれもが自分自身、そして誰かと共に体験してきたような行為や会話が、
呉監督の鋭い感覚で切り抜かれ、再現されていました。
日常の些細な出来事の、さりげない描写がすばらしかったです。

上映後は、呉監督と映像専攻 井本雄三先生の対談。
呉監督は、井本先生の大阪芸術大学での教え子ということで、
この上映&対談が実現しました。お互いのつきあいの深さを感じられる対談でした。

 呉監督は大阪芸大に入学したとき、
 監督になれるとは思っておらず、在学中は
 制作や会計を担当していたそうです。
 卒業するにあたり、コマーシャル方面に就職したいと
 就活をしていたけれど、就活に行き詰まり、
 3分間の作品なら作れるかもしれない。
 大学生活も最後だし、せっかくなら・・・と、
 芦別ビデオコンテストにダメもとで応募したところ、
 審査員特別賞を受賞 
 その受賞式で大林宣彦監督と出会い、
 「何かのチャンスがあるかも」とプロの現場を
 見せてもらえないかとお願いしたそうです。

それから上京して実際に事務所を訪ねたものの、アルバイトをしながら連絡を待つ日々。
何度目かの接触で、助監督見習いでやってみないかというお誘いがかかります。
その仕事は寝れない・帰れない・お風呂にも入れない、過酷な現場
編集まで携わってから、やめようかと思っていたけれど、
事務所側で他のスクリプターさんの都合がつかず、
スクリプター(記録係)をやってみないかと誘われたのだとか。
そこから映画の世界に、深く携わるようになっていったのだそうです。

小柄でとてもかわいらしい雰囲気の呉監督。
そんな雰囲気とは裏腹に、とてもしっかりとした語り口調で、
お話からも、その行動力が伊達ではないことが分かりました。
その小さな身体のどこに、そんなパワーが秘められているのでしょう。
いろいろなめぐり合わせで監督という仕事につき、こなされている呉監督。
持ち前の行動力で、たくさんの縁をしっかりと掴んでこられたのですね。



対談では、撮影の裏話や現場での出来事を聞くことができました。
そして、監督業に辿り着くまでの道筋のひとつを知ることができました。
テレビや雑誌でインタビューを見るのと、実際に映画監督を目の前にして
話を聞くのとでは監督業に対するリアリティに差が出ると思います。
親しみやすく、笑いも巻き起こるお話に、学生たちも真剣に聞き入っていました。
今日の対談は、学生たちが自分の今後を考えていくのに、
大いなる助けになったのではないでしょうか

展示2日目を迎え、ますます盛況な第29回卒業制作展
1日目は卒業生、そして保護者の皆さまを含め、たくさんの方々に来場いただきました
2日目はキャンパス見学会も同時開催され、参加した高校生にも見てもらいました。
前回のブログでは、オープニングセレモニーと受賞者へのインタビューをお届けしました。
今日は、各専攻の展示の様子をご紹介したいと思います。

まず、正面玄関入ってすぐの1階ギャラリー・地下展示室には、
受賞作品と芸術研究科の作品が、ずらりと飾られています。
今年度の卒業制作を代表する作品群を、ここで見ることができますよ。
各専攻の精鋭たちが勢ぞろいしたこのスペース。
作品1つひとつを、じっくりと見ていただければと思います。

まずは、A棟の展示をご案内します 

 

◆陶芸専攻 1階 学生ラウンジ
 土とともに練り、焼き上げられた作品に込められた人のこころ。
 そのこころを、やきものの重厚な質感とともに感じてみては?

◆彫金アクセサリー専攻 1階 学生ラウンジ
 金属やガラスといった素材の持つ、驚くほど多様な変化のバリエーションを、
 それぞれの作品を見比べ確かめてみて下さい。

  

◆イラストレーション専攻 2階 A203教室
 学生一人ひとりの持つ世界観を、丁寧に描かれた一枚一枚のイラストから読み解いてみてください。

◆グラフィックデザイン専攻 3階 A302・A303教室
 洗練されたデザインの中から浮かび上がる、各々の個性。
 作品から伝わるメッセージからも、それぞれの思いがにじみ出ています。



◆絵画専攻 3階 A304教室
絵画専攻ならではの、大きな作品が魅力です。
迫力ある画面を、近くから遠くから、じっくりと眺めて下さい。

次はC棟に移りましょう

 

映像専攻 地下 C001・C002教室
 日常を切り取り、頭のなかで再構築し映像に映し出す。
 20分と長めの作品もあります。腰を落ち着けてゆったりとご覧下さい。

プリントメイキング専攻 1階 廊下
 皆さんがよく知る木版画のほかにも、様々な版種や技法があります。
 手描きとも、出力された物とも違う独特の雰囲気をお楽しみ下さい。

 

◆ライフデザイン専攻 1階 C102教室
 人と生活とデザインの、心地よい共存を目指すライフデザイン。
 日常の中でこそ活かされるデザインを、日々の暮らしの中から見つけ出します。

◆スペースデザイン専攻 2階 C201教室
 建物と人の、快適な空間を創り出すためのアイデアに溢れる作品を、
 もしもこの建物の中で過ごしたら・・と想像しながら見てはいかがでしょう。



◆コミュニケーションデザイン専攻 3階 C301教室
 コンピュータやインターネットといった、現代に対応したツールを駆使し、
 応用して制作された、時代の最先端を行く作品たちです。

  

◆アニメーション専攻 4階 C403教室
 人物や風景、そして心を、人の手によって動かすのがアニメーション。
 世界を代表する日本の文化が、ここ美専でも学ばれています。

◆漫画専攻 4階 C403教室
 ペンとインクで紙の上に表現し、1つの世界と物語を創り上げる。
 漫画は、いくつもの夢を叶えることを可能にします! 

A棟からC棟への行き方は、ちょっと分かりづらいかもしれません。
 ※ 実は2階部分でつながっているのです。
各教室には受付の学生たちが待機していますので、
迷った際には、学生たちに遠慮なくお尋ね下さい
卒業制作展も残すは、あと一日
まだご覧になってない方は、ぜひ一度ご来場ください!

第29回卒業制作展
 2011年2月19日(土)―2月21日(月)
 10:00―17:00
 大阪美術専門学校 A棟・C棟 各教室
 ※受賞作品はA棟ギャラリー及び展示室


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