2012年1月アーカイブ

18日(水)、ライフデザイン専攻3年生がプレゼンをすると聞き、
「デジタルプレゼンテーション」の授業にお邪魔しました。
教室に行くと、少し緊張気味の学生さんがちらほら。
パソコンに向かって最後まで念入りに、
確認をしている学生さんの姿も。

 
  担当の浪越 ひろみ先生の「始めますよー」の声で
  教室が一気にプレゼンモードに。いざスタートです
 プレゼンのテーマは、
 「変化する収納ー2つ以上の用途を持つ収納ー」

 8人の学生さんが順番にプレゼンをするのですが、
 最初に浪越先生から、「1人のプレゼンに対して、
 全員が何かひとつ質問をすること」と一言


学生さんが考えた商品は、
ピルケース付きマイボトルや収納付きスタンドミラーなど
どれも実用的なものばかりで、
「これほしい!」と思うものがいっぱいありました

また色の使い方から形のこだわりまで、
本当に商品化ができそうなくらい細かいところまで
しっかり考えているのが、すごく伝わってきました。

そして浪越先生の言葉通り、1人のプレゼンが終わると
1人ひとつどころではなく、学生さんからどんどん質問が
その中には質問だけでなく、商品に対しての新たな提案や
アドバイスがたくさんあり、教室では次から次へと、
いろんな会話が飛び交っていました
また逆にプレゼンをしている本人から、こんな台詞も!
「まだ迷っているので、みんなの意見が聞きたいです。」

取材していて感心したのが、皆さんの発想力や創造力。
普段何気なく思うことを記憶に残して形にする力や、それを言葉で伝える力は、
やっぱり3年間美専で過ごしたからこそ学べたことなのでしょうね
ひとりひとりの努力や考える力をすごく感じた授業でした。


1位「千と千尋の神隠し」
2位「ハウルの動く城」
3位「もののけ姫」
これは何の順位だか知っていますか?

実は日本映画の観客動員数の順位なのです。
見事にスタジオジブリの作品が上位を占めています。
美専の学生なら誰もが知っているであろうスタジオジブリ。
子どもの頃からジブリの作品を何度も見返した人もいるはず。

では多くの名作を生み出してきたスタジオジブリとはどんな会社なのでしょうか?
1月26日(木)、株式会社スタジオジブリの業界セミナーが開催されました。
制作業務部渉外担当部長の荒井 章吉さんが、
スタジオジブリについて、たっぷりお話を聞かせて下さいました。

 ジブリ映画の中で一作目と言われているのが、
 1984年に公開された「風の谷のナウシカ」
 でも実はこの時はまだ、スタジオジブリという
 会社ではなかったそうです。

 この作品がきっかけで
 アニメーション制作に力を入れるようになり、
 スタジオジブリが完成したとのこと。
 ここから数多くの名作が誕生することとなるのです。


そしてジブリ作品のメーキングビデオを見せてもらいながら、
アニメーターとしての仕事や制作工程のお話をしていただきました。
また宮崎駿監督は新人研修にも力を入れているとのことで、
貴重な研修の様子が流れる場面も。

その中にはこんな言葉もありました。
「観察することが、アニメーターの第一歩
日々の生活の中でいろんな事をよく見て
感じることが大切なんですね。

荒井さんは著作権についてもお話をしてくださいました。
“著作権”ってよく耳にする言葉ですが、
実際にはどんなものなのか。作品が悪用されるのを
未然に防ぐための対策や法律の話など、
ものづくりをする学生さんにとっては、
すごく勉強になるお話だったと思います。

セミナーの最後に、
スタジオジブリに社訓はありますか?という質問が。
「社訓はありませんが、ジブリが望む人材は作業能力があること
絵がうまいのももちろん大事ですが、良い作品が描けても、
時間がかかっては作品はつくれない。」とのこと。
決められた時間で、やるべきことをできるかどうかが重要なんですね。

昔から知っているジブリ映画の制作背景を知り、
いろんなことを感じ学べたセミナーになったのではないでしょうか。
未来のアニメーターが1人でも生まれてくれたら嬉しいですね
 


先日ブログ投稿してくれた卒業生、YTさんから
もう少しコメントを貰っていますので、引き続きここでご紹介します。 



此処で少し、私の自己紹介をさせて頂きます。
私、YTは、前述致しました通り、デザイン学科グラフィックデザイン専攻を
2007年に卒業して居ります。成績は中の下位だったのでは無いでしょうか?

然し乍ら、卒業制作では有難い事に「専攻賞」を頂きました。
当時組んで居たバンド「The Lotus‐Roots」のプロデュースを
コンセプトに、「The Lotus‐Roots DEBUT」と題して、
日本とイギリスの両国でデビューする設定で、
各アイテムを日本版と英国版の二点ずつで展開致しました。
アイテムは、ポスター、CD、LPレコード、Tシャツです。

此の作品で専攻賞を頂けたのも、何よりも作品への愛情と、
自分が楽しんで出来た事に繋がったのではないかと思います。
ですので、卒業制作を製作中の皆様、
どうか御自分の作品を愛して挙げて下さい。
然して其の愛情の全てを、しかめっ面の先生方に
とびきりの笑顔でもってぶつけて見て下さい。
きっと先生も笑顔に成ると思います。「愛情と熱意」です 

在学中に就職活動をして居りまして、結構面接に行きましたが
ことごとく落とされました。最終選考迄通って落とされたり、中には、
封筒に面接日の日付の判子が押されて、履歴書が返送されて来た事も在りました。
(恐らく面接の担当者は、朝に面接した後、郵便局に直行したのでしょう)
然して実は此処だけの話、まだ面接の結果を貰って居ない会社が一件在ったります。
そんな訳で在る種の自暴自棄に陥り(其処迄ではないが)、
卑屈に成った結果、方向転換を考え、演劇を始めたのでした。

 とは言え其の後、無事に会社の面接にも合格し、
 卒業前に入社して(卒業式だけ休ませて貰いました)、
 今現在も同じ会社で働かせて頂いて居ります。
 少額のボーナスしか無い会社ですが、
 働く場所が在るだけ幸せなのです。

 就職活動をして居る皆様。
 会社の面接は、どれだけ自分らしさを出せるかだと思います。
 いきいきして居る自分をどれだけ出せたか。
 此の会社で働きたいと、どれだけ相手に
 アピール出来たか。私の場合もそうでした。
 今の会社の面接の時が、一番いきいきして出来たと
 実感しました。「絶対受かる」自信も在りました。

 と言うのも、今の会社の面接時、
 少し異色な質問が在っ たのです。
 編集長と編集次長と私の三人での面接でした。


初めは履歴書での質問が在り、其の後ポートフォリオなんかも見せました。
其処迄はごく普通の面接でした。すると急に、編集長が
「君はプラモデルとか…、うん、ガンダムとか好きかな?」と、
理解を超えた質問が飛び出したのです。私の目は輝きましたよ。
「好きです」勝ったと思いました。うちの会社の編集部の男性陣が、
どうやらオタク気質の方が多かった様なのです。
其処からは急に緊張の糸も解けたのでした。
結果は合格。「直ぐ来て下さい」と言われたのでした。

とは言え、世の中こんな会社ばかりでは無いので、一概には言えませんが、
だけれども、どれだけ面接官に自分を売れるかなのです。きっと。
あんまり偉そうな事は言えませんが、もう 極端な話、
面接中に「モノマネ遣ります」等と言ったって、ひょっとしたら、
其れが原因で合格するかも知れませんし、駄目かも知れませんが。
とにかく、いきいきした自分、健康的な自分、働きたいと思う意欲を
全面に出して頑張って下さい。暗い人を会社は欲しがらないでしょうからね。
そう言う訳で、私は今、会社員をし乍ら、演劇を遣って居る訳なのですが、
ええ、長々と失礼致しました。
御拝読下さった方がいらっしゃれば、どうも有難う御座居ます。 

卒業生が演劇人に!?

2012年1月27日

美専ブログを御覧の皆様、初めまして、御久しぶりです。
デザイン学科グラフィックデザイン専攻を2007年に卒業致しましたYTと申します。
突然の登場にさぞ驚かれた事と存じます。
私、YTは此の度、来る2月18日(土)、19日(日)、
尼崎市はピッコロシアター〔中ホール〕にて、『塩野一抹』と名前を変えて、
舞台をさせて頂くことに成り、美専ブログ様の場をお借りして、
宣伝と御報告をさせて頂いた次第で御座居ます。

 
 それでは、今回私が出演させて頂く舞台の内容を
 少し説明させて頂きます。
 『Confusions ーばらばらー』と云うタイトルでして、
 脚本家はイギリスを代表する喜劇作家
 アラン・エイクボーン氏のコメディー作品と成って居ります。

 アラン・エイクボーンとは、アメリカの喜劇作家
 ニール・サイモンと並ぶ世界を代表する作家なのです。
 ニール・サイモンと言いますと、皆様も御存知の通り、
 日本の喜劇作家、三谷幸喜氏に多大な影響を与えた方
 であります。三谷氏の劇団『東京サンシャインボーイズ』も、
 ニール・サイモンの代表作「サンシャイン・ボーイズ」から
 由来して居るそうです。

 今回はニール・サイモンでは無く、アラン・エイクボーン
 なのですが、「なーんだ…」とガッカリする事無かれ。
 「台本は人間の行動を写す鏡」と言いますが、
 エイクボーンの台本も全く其の通りなので、
 それは緻密な、繊細な台本です。
 台本に描かれた笑いの行動を今私達は、
 必死で表現しようとして居ります。

週に五日は稽古をして居ります。ですが追い付きません(笑)
大変ですが、面白い舞台を皆様にお届け出来る様、必死で努力して居ります。 

内容は、30分弱の短編が5つで構成されて居る、人間臭さ紛紛たる物で御座居ます。
 一、母親はこうでなくては    
 二、一緒に飲まない?
 三、食べるか喋るかどっちかにしたら?
 四、ゴスフォースのバザー
 五、公園にて
此の内、私は二、三、四、五と出演させて頂きます。

各作品のあらすじはチラシの裏面を御覧下さい
(因みに、此のチラシは私がデザインさせて頂いた物です。
ですので、美専やデザインには全く関係無い訳でもなく、
一応、デザインも少し遣ってるのだなと言う事を御理解頂ければと存じます。
そして此のチラシは、事務局前と画材屋の中にも設置させて頂いて居りますので、
どうぞお手に取って御覧頂ければと存じます。)

此の作品の登場人物達は、皆様の近くに居そうで居ない、
居ない様で居る、そんなキャラクター達です。ひょっとすると
御自分に似て居るキャラクターが居るかも知れません。
彼等が笑い、嘆き、怒り、ドタバタ慌てふためく様を、
是非皆様、御家族、御友人御誘い合わせの上、
御来場下さればと存じます。とにかく楽しいコメディーに
成って居りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

★チケットお求めの方は、美専マツダ画材の方に
 私のメールアドレスを聞いて見て下さい。
 快くお教え下さる事でしょう。そして、もし、
 見に来て下さる方がいらっしゃいました場合でも、
 貴方のメールアドレスを悪用する様な事は
 一切御座居ませんので、御安心下さいませ。
  あ、亦、YTってどんな奴か不審に思われた方は、
 マツダ画材の方や、一部のグラフィックの先生方に
 聞いてみて下さい。
  きっと、「知らん」とは言わないと思いますので・・・

 それでは、塩野一抹の
 『Confusions ーばらばらー』を、どうぞ宜しくお願い致します。
 御拝読有難う御座居ました。失礼致します。

……………………………………………………………………………………………………………………
Beyond Blooming Company 第一回公演『Confusions ーばらばらー』

『Confusions ーばらばらー』、それは相互に多少関連を持つ五つの短編からなる、
イギリスの人気喜劇作家アラン・エイクボーンのコメディー作品である。
舞台は登場人物達の日常。とある出来事が引き金になり、由々しき事態へと発展してしまう…!
彼等のその気まずさや、必死さ、あるいは嘆きが観る者の笑いを誘う。
本人達はいたって本気なのに、否、だからこそ傍から見ていると可笑しいのだ。
さあ、人の不幸を笑おうではないか。
……………………………………………………………………………………………………………………
作:アラン・エイクボーン  翻訳:出戸一幸
出演:尼野涼子 射場理恵子 今井美妃 右野氏 大野有梨香 後藤祐子
   塩野一抹(←此れが私、YT。偽名です) 西野裕子 伴裕美 前田陽平 松岡未紗 森下めぐみ
   (※出演者が変更になる可能性がございます。)
……………………………………………………………………………………………………………………
日時:2012年 2月18日(土)18:00 / 2月19日(日)13:00 ・ 17:00 (開場は30分前です)

場所:兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター〔中ホール〕
   〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町3ー17ー8  TEL(06)6426-1940
  ・JR宝塚線「塚口」駅下車約5分/阪急神戸線「塚口」駅下車約8分
  ・阪急バス「塚口」停留所下車すぐ
  ・尼崎市バス「ピッコロシアター前」停留所下車すぐ
  ホームページ http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/index.html

チケット:前売2,500円・当日3,000円
チケット取扱:b-b-c@hotmail.co.jp (Beyond Blooming Companyチケット係)まで
 氏名・電話番号(自宅及び携帯)・枚数を明記の上、E-MAILにてお申込下さい。  


この時期になると、美専ギャラリーに展示される素敵な椅子たち
プロダクトデザイン専攻2年生の授業「暮らしのデザインI・II」の習作展として、
「Plywood Chair」が1月21日(土)から始まりました。


 この展示は毎年恒例となっていますが、
 今年度は課題の内容が少し変わったとの事

 去年までは、「1800×900ミリの合板を使用。
 切断したり、組み合わせて椅子を創る」という内容でした。
 昨年の様子はこちら→1月28日1月29日のブログ

 今年度は「椅子の座面のカーブの型は全員共通。
 その他の部分は900×900ミリの1枚の板材を切断し、
  組み合わせて椅子を創る」という内容。
 昨年までは全て自由だったのが、
 座面のカーブは共通という決まりができたみたいです。


どうして課題の内容が変わったのでしょうか?
担当の山岡 俊雄先生に聞いてみたところ
「昨年度の課題内容より曲面の素材が加えられる事で
椅子のテーマは変わらないですが、
より造形の幅を広げデザイン力を高めたいと思いました。」

それでは個性たっぷりの作品をご覧下さい

   
  
こちらは川田 郁香さん (上の写真 ↑ )
この椅子は実際に川田さんのお父さんにプレゼントをする事を考えて創ったそうです。
普段から本を読むお父さんという事で、肘置きをつけ横幅も広くデザインしています。
そして実家が四国ということで、宅急便で送ろうかと悩む川田さん。
愛娘からのプレゼントという事で、お父さんもきっと喜んでくれますね!

続いては早川 ひとみさん  (下の写真 ↓ )
こちらは回転する椅子です。
「便利な椅子が良かった」ということで、回転するようにしたのだとか。
そして一番のポイントは、背もたれの部分が羽のような形になっていること。

  
  
  ちょうど座った時に羽が生えているように見えます。
  羽を休めてほしいという気持ちで、図書館や食堂などに
  いくつか並んでいる様子を考えてデザインしたそうです。

座ることはできないのもありますが、座った感触や
置きたい場所などを想像してしまう素敵な作品ばかりでした。
ゆっくりと時間が流れているような雰囲気を楽しめる展示です。
是非足を運んでみて下さい

「Plywood Chair」
1月21日(土)ー1月28日(土)
大阪美術専門学校 A棟1階 美専ギャラリー

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