2012年2月アーカイブ

来年が楽しみ☆

2012年2月29日

大阪市立美術館で開催される「ZERO展」の季節が今年やってきました。
美専の学生が出品するようになって、年中行事のように定着してきた感じがします。
後期授業が終わっても、彼らはずっと学校で制作してきて、
搬入日の前日まで描き続けていました。

さて公募展であるZERO展、受賞の有無はいかに?!
昨年も何人か入選していましたが、今年は上位受賞者が続々。
出品目録を見ると130人あまりの出品者があり、
その中から3人も受賞できたことは光栄なことですね

兵庫県教育委員会賞          張 雅然
大阪市立美術館館長賞        岡崎 ひかる
大阪市教育委員会委員長賞 名和 朋花
大阪府教育委員会賞           東陰地 正喜

このZERO展の出品条件は、平面でも立体でも構わなくて、
さらに素材も表現方法も問わないのだそう。
ただ作品のサイズだけは決まっていて、高さ、長辺5メートル以内、
平面では最低30号以上という、とてもざっくりしたもの。

なんと、受賞した東陰地先生の作品は、映像を使ったインスタレーション、
映像が流れるスクリーンの間を歩いて、自分の影も作品に紛れ込むというもの。
「従来の絵画や立体の枠を飛び出した作品が多く・・・」と評されるのは、
こうした展示形態からでしょうね
そういえば美専には12専攻もあり、幅広い分野を網羅した学校であるからこそ、
こんな面白い作品が出品できるのでしょう。


張 雅然さん「ラプンツェル」                                                向井沙耶さん「神経衰弱」
イラストレーション専攻2年生                                 イラストレーション専攻2年生

岡崎 ひかるさん「清らかな朝」                                         名和 朋花さん「Shimauma」
イラストレーション専攻2年生                                           イラストレーション専攻2年生
   

漆尾弓さん「忘れないで」                                                 橋本海くん「白い児」                   
イラストレーション専攻2年生                                            イラストレーション専攻2年生   











木原美咲希さん「小さな世界の小さな私」
イラストレーション専攻2年生










東陰地 正喜「あ は ひ」
 映像専攻教員


ほかにも越中谷美恵子さん、ヨネダマユミさん、増田素子さん、
冷水里美さん、本原靖康さん、木下淳史さん、中谷悦子さんなど卒業生も出品。
彫金、陶芸、絵画など幅広い専攻の作品が揃いました

学生の作品も年々レベルアップしてきているように思います。
たまたま制作風景を見た校長が、『彼らの卒業制作が楽しみだなあ』と。
受賞したイラストレーション専攻の学生たちは、まだまだ2年生。
4月に3年生になってからの活躍がかなり期待できますね

 2012・ZERO展
 2012年2月28日(火)ー3月4日(日)
 9:30ー17:00(入場は16:30まで) 
 大阪市立美術館 地下展覧会室
 無料


     

     アニメーション専攻2年生                           漫画専攻2年生
        花井 柚都子さん                              日高 裕紀子さん

2月7日、キャラクター造形学科2年生、
後期最後の「ゲームキャラクター」の授業に取材に行ってまいりました。
この授業では毎月一度、東京から先生をお呼びして
教鞭をとって頂いています

昨今の世の中には、色んなゲームが溢れかえっています。
ファイナルファンタジーやドラゴンクエスト等、とても有名ですよね。
そんなキャラクター飽和の中、どうやって会社の目にとまる
「個性的かつ魅力的なキャラクター」を作るかが課題になっています。
一年を通して重要なポイントを一ヶ月に一つずつ、
課題を出しながら習得していくのですが…。

 
 今日は2年生最後の授業!
 特例として全員が自分の作ったキャラクターを、
 プレゼン形式で紹介する事に

 おっかなびっくりする学生さん達ですが、大丈夫。
 一年間皆さんの作品を見てきて、
 どれだけ飛躍的に皆さんが成長したか、
 絵を見たらよーく分かります
 これはずっと一年間頑張ってきた、
 皆の努力の結晶です


絵は、描き続ける事自体が難しいです。2年生の皆さん、
卒業してもずっとこのままの勢いで描き続けていって下さいね。

最後に、取材にご協力下さった谷先生、
松岡先生、ありがとうございました。

(PC教室アシスタント ダニー)


もうミラノに着いてぐっすりの頃でしょうか?
大阪芸大グループのヨーロッパ国際セミナー一行が
昨日の2月26日、関西国際空港から旅立ちました

 
 旅の行程は、まずミラノ工科大学で5日間のワークショップ
 通訳つきですが、現地の先生から直接指導を受けられます。
 その後、建築が有名なヴィツェンツァ、水の都ヴェネツァ、
 ボローニャ、フィレンツェ、ローマなどをめぐり、
 各地の名物料理も織り交ぜながら、
 観光地も外さない、盛りだくさんの旅プランです。

 メンバーは、芸大生8名、芸大通信教育部2名、
 短大部3名、本校1名の計14名です。
 引率は、芸大の純丘先生、本校の近藤先生のお二人。

早朝9時に、関空国際線4階ロビー北団体カウンターに全員遅れず集合し、
旅行会社の方から一人一人チケットを受け取りました。
次に航空会社のカウンターで、自分の荷物を預けてチェックインなのですが、
搭乗便が満席なのか、すでに50人ほどの長蛇の列
予定より少し時間がかかりましたが、チェックイン後に、
別室で結団式を行ない、引率教員、参加学生の自己紹介などがあり、
旅の無事を祈って出発の運びとなりました。


出国前にみんなで記念撮影。
見送りの教職員も含め笑顔でにっこり
緊張の手荷物検査を終えた後に
見送る私たちへ大きく手を振る学生さんからは
旅への期待の大きさが見えました。

ちょっと前まで大寒波のヨーロッパでしたが、
もう緩んできたようなので、
研修も観光も満喫できるでしょう。
帰国の3月10日には、学生さんから
おみやげ話が聞けるのを楽しみにしています
 


初心忘るべからず!

2012年2月25日

     「金の玉子展」を見に行きました。
   升谷佳子さん(2002年芸術研究科陶芸コース修了)の
   グループ展です。玉子・ひよこ・親鳥、
   そして大きく羽ばたく作家になってほしい想いのもと、
   ギャラリー永井さん12回目の企画展です。
   今回は新人陶芸作家6名が出品しています。

  
      「移動中のレンコン」                         「くじら雲」


第12回 金の玉子展
2012年2月9日(木)ー2月14日(火)
10:30ー18:00 (最終日15:30まで)
ギャラリー永井  <展覧会は終了しました>

升谷さんは、金沢近辺での発表が多いのですが、
大阪でのまとまった作品の展示は初めてです。

  「山空カップシリーズ」「森のカーニバル」
  「空のシャワー」「空の案内魚」「くじら雲」など
  楽しそうなタイトルの作品が・・・。

  モチーフは能登で出会った、
  「山・樹・植物・雨・雲」をヒントに、
  器やオブジェを手がけています。

  今回の作品は、全て「ひもづくり」と
  「石膏型」で成形したとか。「ロクロは?」と聞くと、
  「ロクロは冷たくて手がしびれる。」とのこと。
  能登半島の東側は、とてもとても寒い所。
  部屋のタオルが凍る、
  私達には想像もできない寒冷地だそうです。
  ロクロで成形しても、翌朝『イテル』凍るのです。

           
          「山空カップ」
                                                         「空のシャワー」

そんな悪条件で制作されたとは思えない程、
ノビノビと楽しい作品です。
手のひらサイズの小皿から、カップ、蓋物や花器など
彼女の世界が展開されています。

ゆったりとしたフォルム・多彩な色使い・細密な紋様、
見る人の気持ちをなごませてくれ、
思わず手に取ってみたくなります。

修了制作当時の気持ちを、大事に育て上げた結果が、
今の作品に生きているように思います。
当時のイメージを展開させながら、今も全ての作品に
全力で取り組む姿勢が作品にも現れ好感が持てました。

升谷さん、これから忙しくなり、ついつい楽な方向に・・・、
と思いますが、修了制作に取り組んでいた時の気持ちを何時までも、
何時までも大事にして、魅力ある作品を制作して下さい。

  (陶芸研究室)                                                                  
                                                         


1月27日(金)、
コミュニケーションデザイン専攻2年生・3年生が
主体となって「エコ365プロジェクト」を開催しました。
子どもたちにゴミの分別を通してエコの大切さを伝えようという事で
いろんな出し物やゲームを用意し、和泉市立横山幼稚園に行ってきました。

 幼稚園に着くと元気な子ども達の姿が
 その前に学生たちは用意していただいた教室で、
 早速準備に取り掛かります。
 最後の打ち合わせも終わり、いよいよ子ども達とご対面。

 きっと初めて会うお兄ちゃんお姉ちゃんに
 緊張しているだろうなーと思っていると、
 ガチガチに緊張しているのは美専の学生たちの方
 みんなで「笑顔!笑顔!」と声を掛け合っていました。

まずはゴミの分別についての、くるくる紙芝居です。
ストーリーを分かりやすくするために、
最初にキャラクター紹介をするなど
学生の工夫を感じることもできました。
子ども達は「くるくる紙芝居」にもう夢中

そのあとは、紙芝居の内容に繋がりのあるカードゲームです。
紙芝居効果もあってか、子ども達はしっかり
ゴミの分別ができるようになっていました。

この頃には学生の緊張もほぐれ、自然に笑顔がでる場面も。
最後に学生たちが考えたスゴロクや、
ぬり絵をプレゼントします。家に帰っても
エコを忘れないでほしいという意味を込めて、
プレゼントも一生懸命考えました。

そして和泉市から子ども達へ、
“エコについて勉強し理解しました”という認定証も。
子ども達は喜びいっぱいの表情でした


 エコ365プロジェクトに参加した
 コミュニケーションデザイン専攻2年生の
 学生たちに感想を聞いてみました。

 山澤 忍さん
 「自分たちで考えた内容や子ども達へのプレゼントが、
 子どもの目線に合うのか、どんな反応なのか不安でしたが、
 喜んでくれて本当に良かったです。
 普段接する機会があまりない子ども達に新鮮さを感じ、
 すごくいい経験ができました。」

谷前 実穂さん
「子ども達の素直な反応がすごく楽しかったのですが、
予想外の行動をされると、どう対応していいか分かりませんでした。
もっと臨機応変に対応できるようになりたいです。」

森 真弓さん
「去年も参加して、別の幼稚園でカルタ大会をしましたが、
今年は去年よりも学生と子ども達が接する機会が多いゲームを企画しました。
どうなるかやってみないと分からないものなのでドキドキしていましたが、
私たちが伝えたかった“ゴミの分別”をしっかり理解してくれたので良かったです。」

短い時間でしたが、すっかり子ども達と仲良くなった学生たち。
お別れの時には元気にハイタッチをしてくれました。
普段の授業ではなかなか学べない、
いい経験ができたのではないでしょうか


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