2012年9月アーカイブ

交通安全ビデオの撮影をしていると聞いて
映像専攻の授業を取材してきました。
しかも硬いだけのストーリーではなく、
キャラクターが登場するとあって楽しみに出向きました。
そう、それが安全ボルトくんかわいいですよね。

 シンク出版株式会社から打診があったのが1月、
 正式な依頼を4月に受け、産学連携として制作し、
 納品は10月末を目指しているのだとか。

 このお仕事の依頼は、昨年映像専攻の学生が
 進級制作の撮影に協力してもらった喫茶店からなんです。
 人のつながりって面白いですね

   映像専攻の撮影スタジオには、
 既にカメラや照明がセッティングされ、
 撮影スタッフ、キャラクター製作者、役者さんが勢ぞろい

シンク出版の担当の方2人も
昨日から連日つきっきりで撮影を見守っています。
実はちょこっと出演してセリフもあるそうですよ

 一般企業で車を5台以上使って業務を行う場合には
 講習会を受ける義務があって、
 そこで上映するためのビデオなんだそう。

 飲酒運転の防止をうながす目的で、
 シナリオとキャラクターデザインは2年生、
 絵コンテは1年生。

 現場では授業担当の東陰地先生から
 演出や進行のアドバイスをうけながら
 学生が撮影をすすめていきます
 関西らしくベタな場面もちゃんとあります。
 一般公開されないのがちょっと残念ですね
 

映像専攻1年生・2年生フルメンバーで、
カメラを回す人、役者さんの衣装を直す人、
レフ板を持つ人、撮影の順番を管理する人、
一人何役もこなしつつ手際がいいですね。

役者さんの演技も、やっぱりプロ。
細かい注文にも適切に答えていきます。
声優さんでなくても声色はいくつも持っていて、
即座に悪いヤツ風とかヒーロー風とか演じて見せます。
みんながプロであるからこそ、
スムーズに撮影がすすんでいくんですね。


 
 実際にクライアントの依頼があってから、
 脚本を書いたり撮影したりすることは
 なかなか授業の中では体験できないかもしれません。
 将来の仕事につながるきっかけになったかも

 この日の午後も撮影は続き、
 グラフィックデザイン専攻の学生や
 事務職員がエキストラ参加したのだとか。

 完成したら、学内で上映会をして欲しいなあ。
 東陰地先生にリクエストしておきます


9/13(木)彫金アクセサリー専攻1年生は、
13:30に国立国際美術館前に集合しました。
古地 敏彦先生の引率のもと、こちらで開催されている
「リアル・ジャパネスク:世界の中の日本現代美術展」の見学へ。
この展覧会では、新進気鋭の作家9名の作品が展示されています。
現代美術に親しみがなかった私は、期待と不安を抱きつつ、いざ会場へ

作品の形態は、立体作品や平面作品、映像作品など多岐にわたっており、
展示スペースの仕切にカーテンがかかっていたりと、
展示方法にもわくわくしながら歩を進めました。
私が心ひかれたのは、竹川宣彰さんの「迷信の地球儀」という作品です。



大きな1枚の地図から地球儀の型を何個分も切り取った地図と、
それらから作り出した小さな地球儀が、天井から吊り下げて展示されていました。

小さな地球儀がそれぞれ微かに揺れて、一つ一つは小さな作品なのに、
まるで知らない世界の空間に立っているような不思議な感覚をおぼえました。

オブジェとしての要素が強い作品は、
360度どの位置からも「見られる」事を意識されたものも多く、
「制作する際には気をつけなければ…」と勉強になりました。

また同館で同時開催されていた、
「<私>の解体へ:柏原えつとむの場合」・「コレクション展」も見学しました。
今まで現代美術にあまり触れる事のなかった私には、
どれも新鮮でとても貴重な体験でした。

全ての作品を見学した後で、
勉強不足で理解が追いつかなかった作品に悩んでいると、
古地先生から「現代美術の作品を考える時には、
作家さんと同じアンテナをもって考えてみると
理解しやすいかもしれないね」とアドバイスをいただきました。

アンテナ…深いです。
まだまだアンテナが少ないので、
これから少しずつアンテナを増やしていきたいと思いました。

(彫金アクセサリー専攻1年生 菱田 衣香)


展示場所として大人気の美専ギャラリー。
この時期は特にさまざまな展覧会が目白押しです。

9月25日(火)から始まったのは、
グラフィックデザイン専攻2年生の展覧会GRAVEL」
藤原 純子先生担当、「フォトII(A)」の作品が展示されています。

 前日の9月24日、
 準備風景をカメラにおさめようと様子を見に行くと
 目の前に現れたのは、大きな円。

 すごくインパクトが強いこの作品ですが、
 学生たちは展示に苦労している様子。
 1枚の位置が少しでもずれると、
 きれいな円にならないのです
 何度も何度も微妙な調整を繰り返していきながら、
 やっと完成しました。

と思いきや、何やらまだ作業の続きが…
最後の仕上げがあったのです。
この作品、ただの大きな円ではなかったよう。

今度こそ本当に完成した作品を見て、
なるほどーと納得。
実はこれ大きな時計だったんです。
仕上げとして、円の真ん中に
時計の針がつけられていました。


 そして学生たちもお気に入りのこのキャプション。
 カバンになっているんです。かわいいですよね。
 もちろん開けることもできますよ。カバンの中には、
 学生たちの作品に対する思いが詰まっています。

 作品のテーマは旅」
 学生たちそれぞれが表現する“旅”を
 存分に味わえる展覧会です。
 「雨中(うちゅう)旅行」って作品も気になります
 是非足を運んでみてはいかがでしょうか。


「GRAVEL」
9月25日(火)ー9月29日(土)
大阪美術専門学校A棟1階ギャラリー


 夏休みが終わりました。
  この夏、プリントメイキング専攻(プリメ村)では、
 「プレゼンテーションII」の授業で、
 学外展覧会「3人の個展」を行いました。
 一週間ずつ3人がリレー形式で展示を行うという企画で、
 いずれも滋賀県立近代美術館・ミニギャラリーでの展示です。
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 野村 菜乃佳 個展
 2012年8月21日(火)ー8月26日(日)
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 木内 天 個展
 2012年8月28日(火)ー9月2日(日)
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 久保永 美沙 個展
 2012年9月4日(火)ー9月9日(日) <展覧会は全て終了しました>

我々は作品制作を通して、
試行錯誤を重ねることがまずは大切なのですが、
制作するだけでは完全ではありません。
作品は他者との関係の中で初めて社会性を持ってきます。
どのように他者と、コミュニケーションを
とっていくかという問題はとても重要です。
それを意識することがこの授業の目標でした。



「3人の個展」は夏休み後半からの展覧会でしたので、
会期前はプレッシャーの中で作品制作に追われ、
夏休み返上の日々を過ごすことになりました。

個展ということもあって、三人それぞれが
展覧会の内容・展示計画、
案内ハガキ・ポスターのデザインなど、
一連の展覧会の行程を体験したことになります。

今回、こうして展覧会にまつわる一連の体験を
実戦で行うことによって、クリエイターとしての基礎意識が
培われたと思っています。今後の制作を期待しています

 (教員・kusa.)


前回の続きになります、後編です
毎年、午前と午後で課題の内容は変わるのですが、
今年も同じスタイルで展開していきます。
前編にもありましたが、午前は長机をくっつけて大きな机を作り、
それを5人程度で囲むように席に着きます。

 何をするのかというと、
 これも恒例になりましたが、
 マンガ専攻は「リレーネーム」です。

 全員が表紙から描き、隣の人に次ページを託し、
 またそれを描き、次の人へと
 最終的にどんな内容になるかわからないという課題です。
 1ページ20分という時間制限の中で、
 おしゃべりしながらも楽しんで作業していました。


 一方、アニメーション専攻は、
 午前はお菓子のCM絵コンテを制作します。

 15秒、30秒のどちらかで時間を設定して、
 商品をどう見せるのかを考えていきますが、
 普段見たり作ったりするものとは違うアニメーションなので
 なかなか悩んだりしている学生もいましたが、
 数パターン案を出したり、
 こちらも楽しみながら作業していました。


午前はあっという間に時間が過ぎ、お昼ご飯の時間に。
お昼はシンプルに牛丼で、あっという間に食べてしまう学生もいます。
昼食後は思い思いに休憩時間を過ごし、午後からに備えていました。

午後からの課題はマンガ・アニメーション専攻ともに
「絆・きずな・キズナ」をテーマに、
マンガ専攻は作品1本分を考える想定で、
出だしの7ページ分のネーム制作
アニメーション専攻は、公共CMの絵コンテです。

午後は午前とうってかわって真剣モードに
テーマがまじめなものなだけに、
悩みながら制作している学生がいましたが、
いつもと違う場所でやることで静かなうちにも
リラックスして作業しているようにも感じました。

 でも、そうこうしているうちにあっという間に、
 時間が来てしまうんですね〜。
 後の講評会まで休憩になります

 夕食はなかなかのボリュームがある和定食?でした。
 大半が洋の雰囲気が漂っていますが、
 夕食もみんな楽しんで時間を過ごしていました。
 食事が美味しいと楽しくなりますね
 夕食の後は、この日最後の作品の講評会。


机の上にみんなの作品を並べて自分以外の作品を見ていき、
最後に先生の総評がありました。

みんなの作品を見回っている時は、
作る時とは違う真剣さで見ている姿がたくさんありました。

どのようなアイデアを出したのかなどを、
じっくりと見て参考にしていってもらえたらと思います。
二日目はこれで終了となりました。


 そして三日目の最終日。美味しい朝ご飯も今日が最後
 この日は帰るだけなのですが、朝も早いということもあり
 送迎バスを途中下車して観光する組と、
 そのまま帰宅する組で別れました

 出発の前には、集合写真を撮りました。
 一日中、缶詰だったんですが、
 学生は大いに楽しんでくれたようで、
 帰りは名残惜しそうでした


近江八幡に来るような機会があるときは、ぜひ観光してもらいたいです
来年はまだどこに行くのかは決まってませんが、
缶詰でも楽しめるところに出来たら良いなと思っています。
後期授業が始まりましたが、気を引き締めてがんばって下さい

 (キャラクター造形学科 K )


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