2013年2月アーカイブ

第31回卒業制作展が終わり、1週間が経ちました。
4日間という短い期間でしたが、たくさんの方に足を運んで頂き
学生たちにとっては、すごく充実した時間だったと思います

 美専での展示はもう終わってしまいましたが、
 学生たちの作品を見てもらえる機会はまだあるんですよ。
 2月27日(水)ー3月3日(日)まで
 大阪芸術大学グループ卒業制作選抜展が開催されます。

 この展示には、塚本英世賞、校長賞、
 ミネアポリス美術デザイン大学学長賞が各1点、
 それと優秀賞が4点。
 美専を代表する優秀作品たちが展示されます。


前日の2月26日(火)、
会場となるほたるまちキャンパスには、
出品する学生はもちろん、専任教員やスタッフが
朝から集まり、搬入作業が行われました

学内での展示は何度も経験しているけど、
あまり慣れていない学外展に、少し不安げな表情の学生たち。
でも我が美専には、普段から個展やグループ展を開き
展示の経験を積んだ先生方がたくさんいます。
学生たちにとっては、何よりも心強い味方ですね。

 
 「見る人の立場になった展示を心がけるように。」
 というある先生のアドバイスもありました。
 作品を展示するって、いろんな心配りが大切なんですね。
 それを知っているだけでも、
 展覧会に行くのが楽しくなりそうです

 私は美専、ほたるまちと両方の展示を見ましたが
 同じ作品でも環境や背景、照明などが変われば、
 また違った印象を受けました。


学生たちの作品を見るのは初めてという方はもちろん、
美専の卒業制作展に来て頂いた方でも、
もう一度楽しめる展覧会だと思います。
3月3日(日)まで開催しているので、
是非一度足を運んで見て下さいね。

大阪芸術大学グループ 卒業制作選抜展
 2013年2月27日(水)ー3月3日(日)
 11:00ー18:00

 ほたるまちキャンパス(大阪芸術大学短期大学部・大阪美術専門学校)
 アートコートギャラリー(大阪芸術大学 芸術学部)

西家 智津子さん(1993年陶芸専攻卒業)の個展を見に行きました。

 
西家智津子展 Sentiment
 2013年2月4日(月) ー 2月13日(水)
 MANIFESTO GALLERY <展覧会は終了しました>

思わず触れてみたくなるような・・・
心がほっと温まるような・・・
そんなオブジェを中心に時間と手間をかけて
陶器の素材を使いファンタジーな世界をイメージして
心をこめて制作しています。

 「Sentiment 」には、感情や思い・想い・
 情趣・温かみ・温もりなどの意味があります。

 作品を手に取り、飾ることで、
 そんな気持ちになっていただけたら幸いです。
 今回の個展は、リンゴやメロンの冠をつけた動物、
 三角形のフラッグがたなびく陶器の家、ブローチが、
 年代物の木製の箱の中や、壁面に展示されました。


前回とは少し違う表情が感じられました。
動物も建物も成長したのかも知れません。
簡潔な色使いにも、今までとは違う心地よさを感じました。
リンゴの冠を召したのは、
現代版、おひな様三人官女の様相を。
とにかく楽しい作品です。

三角形のフラッグがたなびく、
白亜のお家、屋根の色や、数字の窓など、
コミカルな表現にも、存在感のある作品でした。

    

 
  ファンタジーな世界を演出した空間は
 作者がこれまで追求してきた
  「心の温もり」を十分感じさせてくれ、
 忘れかけていた幼心をくすぐられる思いです。

 atelielr NICIQUE などの仕事もあり、
  忙しいと思いますが、
 これからも楽しい夢のある作品を、
 若い人たちに見せてあげて下さい


  (陶芸研究室)

升谷 佳子さん(2002年芸術研究科陶芸コース修了)の
グループ展を見に行きました。

 第12回 ひよこ展
 2013年2月7日(木)ー2月12日(火)
 10:30 ー 18:00(最終日は15:30まで)
 心斎橋 ギャラリー永井 <展覧会は終了しました>

玉子・ひよこ・親鳥、
そして大きく羽ばたく作家になってほしい想いのもと、
ギャラリー永井さんが企画されています。

 昨年と同じ新人陶芸作家6名が出品しています。
 年代もほぼ同世代、京都精華、京都造形、奈良芸短、
 とそれぞれ出身校は違う6人のグループ展です。

 昨年11月頃から今回の作品づくりを始めたそうですが、
 今回程大変だった事はなかったと。
 彼女は、能登半島の東側で制作しているのですが、
 2回も作品を「凍てさせた」そうです。

 作った作品を乾かす段階で、
 粘土の中にある水分が凍るのです。
 勿論作った作品は全滅 作り直しです。

 そのような環境でも、めげずに
 今回も楽しい作品を見せてくれました。
 「春よ来い来いボール・カップ」と名付けられた作品は、
 今回の出来事を前向きに捉えた作品かも?

 卒業してから、焼き物づくりを続ける事は、
 大変な事なのですが6人の作家は、
  昨年同様力強い、 楽しさ溢れる作品を見せてくれました。



     
     
 昨今の社会情勢は、
 物づくりに携わる人には厳しい状況ですが、
 今後も楽しい作品を期待しています。

 小一時間色々話し帰り際、
 「五月に引っ越します。」とさりげなく。

 後で気づいたのですが、
 どこに引っ越すのか、聞くのを忘れていました

 (陶芸研究室)

春の陽光を先どり☆

2013年2月22日

佐藤ゆき(2001年芸術研究科陶芸コース修了)さんの現代クラフトギャラリーでの個展。
何かが見え始めたようです

 
 佐藤ゆき陶展「森のなか、歩いていく。」

 2013年2月4日(月) ー2月 9日(土)
 11:00 ー 19:00 (最終日16:00まで)    
 現代クラフトギャラリー
 <展覧会は終了しました>


和歌山の橋本に2011年秋、完全移住を。
450坪の柿畑に工房と住居、
クラフト作家のパートナーと共に、
創作拠点+自宅ギャラリー+カフェ
+自家製パン販売などをいろいろ始めました。

そこでの生活もようやく落ち着き、
そこそこ軌道に乗り始めたようです。


    

昨年12月には神戸で個展、
そして今回と忙しい毎日だと思いきや、
力まず作れるようになったとの事。

今まで作った作品を、もう一度見直す事で、
これまで気が付かなかった事が見えてきて、
それを形にしてみようという気持ちで、
制作に取り組む事が出来るようになったようです。   

      
 
  人生にはタイムリミットがある事に気づき脱サラ
  そして始めた陶芸、新天地での生活が、
  新たな第一歩を踏み出したようです。

 
  ご縁があって、私のつくった作品が、
  あなたの手元にあることに感謝しています。

  草木の葉や芽、実、いろんないきもの、
  風、光、雨、空、・・・・・・・・
  いとおしい自然から受けとったイメージを
  自分の中でふくらませ、土を形づくり、
  描き、彩色して生まれた作品です。

  自然とつながる、
  しあわせな想いを作品を通して
  あなたに伝えられたらと願ってます。 

                                               
  
個展会場には、「まめまめうつわ」「森の天使」
「月光のダンス」「みかづき鳥」などのタイトルが
つけられた様々な器が整然と展示されていました。

これから迎える春の陽光を感じさす色調が、
会場を和やかな雰囲気にしていました。
次回の作品も、楽しみにしています。   
                                                                                                                                             (陶芸研究室)


2月6日(水) 生憎の曇り空のなか、
古地先生と彫金アクセサリー専攻1年生で
業界研究セミナーに行ってきました。 

会社見学会ということで、
いつもは私服ですが、今日は皆ピシッとスーツ
雰囲気が私服とは全然違うね!等と言い合いながら、
電車を降りてバスで見学させていただく会社へGO

今日見学させていただいたのは、(株)ユタカさん。 
アクセサリー会社の内部など見る機会のない私は
終始どきどきしていました



代表取締役の味元さん直々にお話をうかがったのですが、
内容は戦後の大変だった時期の話や、
オリジナリティーの追求の重要性など、貴重で内容の濃いお話ばかり。 
中には厳しいお言葉も多々あり、身が引き締まる思いでした 
 
その後、会社内も見学させていただいたのですが、
アクセサリーの原型を作る重要な仕事を、
彫金アクセサリー専攻のOBの方がされていることに驚きました
 
また、原型から金属にする工程が、私が行っている物と違ったので、
やり方が一つじゃないと言うことに、
この業界の醍醐味を見たような気がします。
 
「作品を追求しつつも、時間短縮
先生方が常々口を酸っぱくしておっしゃっている言葉のその先が、
ユタカさんのような会社なのかな、と感じました。
 
味元さんが笑顔でおっしゃっていた、
ものがよければ値段は後でついてくる。」
そんな作品を制作したいと再確認できた、
とても貴重な1日でした。
 
彫金アクセサリー専攻は2年制なので、もう就職活動です。 
これからもっと身を引き締めていきたいと思います

(彫金アクセサリー専攻1年生 齋藤ねね) 

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