2013年7月アーカイブ

いってらっしゃい!

2013年7月30日

昨日で前期授業が終了して、
学生たちは夏休みに突入しました。
今年は1000年に一度の酷暑が予想されると聞いたので、
体調管理には充分気をつけてくださいね

 
 そして今日7月30日(火)早朝8時、
 グラフィックデザイン、イラストレーション、
 コミュニケーションデザイン専攻の1年生と先生たちが
 美専に集合し、小豆島へ2泊3日の旅に出発しました。

 教員との懇談、学生同士の親睦などを目的に
 何人かは2年生や3年生が参加しているようなので、
 授業課題や就職活動のアドバイスなど、
 昼夜問わず、いろいろ話はつきないことと思われます。



 ただし、楽しいだけの研修旅行ではありません。
 「特別講座」という授業科目に当てられるので、
 ちゃんと課題をこなさないと単位がもらえないのです。
 もし何かの都合で行けない場合でも、
 欠席課題を期日までに提出しないといけないので、
 専門学校でも夏休みの宿題があるって感じですね。

 この旅は瀬戸国際芸術祭の見学がメインですが、
 小豆島を自由にスケッチや写真撮影するのが目的です。
 実は研修の成果として9月下旬に
 観光ポスターを提出しないといけないからです。

 

その後に夏季研修秀作展で展示され、
学生や教員、職員の投票により
優秀作品が決まります。
どんな作品ができるのか楽しみですね。

今朝はみんなの集合がきっちり出来たので、
予定より早く出発しました。お天気も何とか
持ちこたえているみたいで何より

怪我や病気のないように8月1日に
無事に帰校できることを願っています


 

 7月9日(火)、
 高円宮妃久子殿下のご講義が行われました。         
 本学へのご来校が3回目となるこの日は、
 在大阪・神戸アメリカ総領事の
 パトリック・ジョセフ・リネハン氏と
 在名古屋カナダ領事のマット・フレーザー氏も
 ご一緒にお越し下さいました。

 「国際的な視野を育む
 ‐Stepping Stones for an International Perspective」
 これが今回のご講義・ご講演のテーマ。

 近年、日本から海外へ留学する
 学生数が減っているそうです。
 国際社会において、世界中の知識や語学を身につけ、
 他国と関わることにより、
 新たに発見する日本の良さを海外に発信していく。
 そんな人材が増えていくことが
 日本にとって望ましい事です。


リネハン氏は
「国際的な人になるには、
Speak,go,make mistakesしましょう!」
(英語を話したければ、英語を話さなければならない。
自国の事を知りたければ、外国に行こう。,
今よりも上を目指すのなら、失敗を恐れないでください。)
というメッセージを下さいました。




 
 フレーザー氏は
 「常に夢を持ち続けて下さい。
 好奇心を持ち、
 理解できなかった事は恐れずに質問をする。
 
 多くの人と関わりを持ち、社会に影響を及ぼすような、
 素敵なアーティストになって下さい。」
 とエールを送って下さいました。





妃殿下のご講義では、
故高円宮憲仁親王殿下と共に
収集、保護、継承にご尽力され、
現在も続行されておられる
根付のコレクションをご紹介下さいました。

ポケットがない衣類(着物)を着ていた時代、
男性が提物を携帯する際に、
帯に紐を通し、根付を留め具として使用しました。
しかし洋装が取り入れられた明治時代以降に
和装が減少するにつれ、
根付は役割をはたさなくなりました。
日本では用具だった根付は
海外へは閉ざされていた国から届いた
伝統工芸品として渡り、特にヨーロッパで収集されました。
4cmほどの小さな美術工芸品には、
いつまでも眺められ、収集したくなるような
日本の技術やセンス、魅力が詰まっています。

 今回のご講義では、河童、紫陽花、蛙、おばけなどの
 夏らしいイメージの根付をお選びになられ、
 材料や作家名、
 その根付に盛り込まれたユーモアや意味合いを
 丁寧に解説して下さいました。

 日々自分の創造力を表現する術を
 学んでいる美専生ですから、
 根付の造形美、デザイン性、技術力、多彩な材料、
 ユーモアセンスなど、得ることはたくさんあったはずです。

今年の秋には、
「第5回高円宮殿下記念根付コンペティション」が
大阪芸術大学グループで開催されます。
今回のご講義でも根付製作に関する条件を教えて頂きました。
これが世界へ羽ばたくアーティストへの
第一歩かもしれません。
本学からも多数の応募作品が出てくれることを願っています。

<第5回高円宮殿下記念根付コンペティション>
応募締切:平成25年10月18日(金)
応募資格:大阪芸術大学グループ在籍学生の個人またはグループ
※12月には大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリーにて、
記念展覧会が開催される予定です。
問い合わせ先:大阪芸術大学博物館事務室(0721ー93ー3781)


今年から美専にコミックイラスト専攻が新設されました。
簡単に言うと、マンガやアニメーションのキャラクターを
一枚の絵で表現したもので、ライトノベルや文庫本の表紙、
ゲームのパッケージなどで注目を集める新しいジャンルです。
美専では手書きを基礎に、デジタル制作のスキルを身につけ、
描画力を鍛えるカリキュラムが充実しています。

 その中に「カラーテクニック」という授業があって、
 平面&立体イラストレーションの分野で世界的に活躍する、
 中野クニヒコ先生が担当しています。
 先生は、NY3ディメンショナル・イラストレーション・
 アワードにて銅賞を3年連続受賞し、
 その後も数々の賞を受賞し続けておられます。

 実は中野クニヒコ先生は、
 本校イラストレーション専攻の卒業生で、
 卒業後はイラストレーターとしてデザイン事務所に勤務し、
 その後フリーランスとして活動されています。

 
そんな先生が授業の中で学生に「極秘テクニック
を披露すると聞いて、ちょっとお邪魔してみました。

教室には見慣れない道具がたくさんで、
携帯用のコンプレッサー二つとハンドピースの数々です。
右の二つとも小さいくせに結構ずっしりと重いんです

先生が美専生だった頃には、エアブラシを使った
リアルイラストが全盛期だったのですが、
最近では少なくなってきているそうです。

それでも今はネイルアートやボディペイント、
ハリウッドでは特殊メイク、女優さんのメイクも
エアブラシで行うそうです。先生自身も
依頼があればボディメイクもやっているんだとか。

実際にコミックイラスト専攻の学生が、
エアブラシを使う授業はなく、コピックで描くのが主流ですが、
「技法のひとつとして覚えておいてほしい。
絵具の扱いや種類も学んでおくと、今後の制作にも幅が出る
という先生の思いからです。

アクリル絵具は水性ですが、乾くと耐久性が高くなり、
100年は退色しない天然の顔料から出来ていて、
透明度が高くエアブラシ向きで、一番メジャーなものがリキテックス。
最近では天然の素材がなくなってきて、
人工的な材料が含まれた絵具が増えてきているのだとか。

今回の作業工程は先生が色鉛筆で書いておいた原画に、
エアブラシでアクリル絵具を重ねていくもの。
まずラフ画からデッサンをおこし、清書したトレース用紙を
鉄筆でこすりイラストボードに転写します。
さらに色鉛筆で丁寧に色をつけ、
テクスチャーもデッサンしておきます。

この時点で立体感や水滴なども、
きちんと表現しておくと聞いて驚きました
アクリル絵具は透明性が高いので、その特性を活かして
下の絵柄も有効利用して重ねて塗るのが大切です。

ここからが一番重要なところです
スプレーするということは、
全体的にべったりと色がのってしまうので、
それを防ぐために絵具がのってほしくない所に
マスキングフィルムを貼るのが大切です。
とても手間のかかるところですが、
手を抜いて色が混ざっては台無しになります。
そして何度も何度も色を重ねていくと、
色も濃くなるし深みも立体感も出て来ます。
予想以上に根気のいる作業ですね

 先生も真剣に作業を見せてくださるのですが、
 見ている学生も真剣で、無駄話が一切ありません。
 これには驚きました 食いつくように見るとはこのこと

 ここで混色の方法を質問してみました
 ハンドピースで吹きつける際は単色で吹きつけ、
 何度もいろんな色をふいて
 キャンパス上で重ねて混色を出していくのだとか。
 絵画とは異なる方法ですね。
 普段コピックを使っている学生にとっても
 新鮮な方法ではないでしょうか?


さらに色の構成要素を読み取ることも大切なことだと中野先生。
さくらんぼの明るいところは黄色があり、影になるところは青みが入る。
なかなか気づかない点ですよね

作品を印刷に出すと黒が濃く出過ぎるので
絶対に黒は使わないという鉄則があることも教えてもらいました。
黒に近い色(緑とか紺の)を使うのだそうです。

プロのイラストレーターの極秘テクニックを教えてもらえて
とってもお得な授業でした
中野先生の授業が前期しかないのが残念です
しかもコミックイラスト専攻は、たった2年間しかありませんから、
どんどん先生たちの技を盗んでいってくださいね。

 チョコレートを買おうとコンビニへ…
 買う商品を決めていたのに、
 「あれっ?こっちの方がいいかも…」と、
 急に心が変わったことはありませんか?
 売り切れ?値段?冒険心?
 それはパッケージの影響かもしれませんよー

 イラストレーション専攻では3年生に
 「パッケージデザイン」という授業を学びます。

 平面に作品を表現することが多い学生さんが
 パッケージという立体に表現をする。
 どんなパッケージが出来上がるんでしょうか

  津田光明先生から
  提案されていた課題は食品のパッケージ。



情報収集、企画提案書作成、
パッケージの試作などの作業があり、
様々な形の箱や袋状のパッケージが
教室に集まりました。

インテリア雑貨のように見えるおしゃれな紅茶箱。
牛の顔がデザインされた牛乳瓶が入るお土産用箱。
中身が見えるように透明度が高いビニール素材を
使っている食パン袋
棚にしまうにはもったいないような
かわいらしいマカロニ袋などなど…


  さすがイラストレーション専攻
 どのパッケージにも可愛いイラストや
 目を引くキャラクターが描かれています!

 でも…
 「商品が入ったパッケージは、
 効率よく、傷がつかないように
 工場から販売店に運ばなくてはいけません。

 エコの観点から、再生可能であったり、
 少ない素材で作る工夫も必要です。

 みなさんのパッケージが店頭に並ぶには、
 まだまだ改良が必要ですね」と、
 津田先生からのアドバイス。



なるほど…
パッケージには盛り込まないといけない
条件や工夫がたくさんあるんですね。

次回の課題は、生活用品だそうです。
今までの経験、先生や友人のアドバイスを
思い出しながら、思わず手に取りたくなるような
パッケージを作ってください!
楽しみにしています
 


美専ももう少しで...

2013年7月22日

日差しカンカンの夏がやってきました!
「なんか今年の夏、特に暑くない??」
というセリフを毎年言ってるような気がします。

「きっと暑いんだろうなぁ」と思いつつ、
今年の夏を知りたくて、
日本気象協会のHPを見てみました。

「今年の夏は例年よりも暑い日が多く、
長い夏になりそうです。
9月になっても残暑が厳しいでしょう




 暑いだけならまだしも、長ーく続くなんて…
 HPなんか見なければ良かったと後悔
 
 しかし
 この夏が長期戦だというのなら、
 こちらもじっくりと付き合おうではないですかー
 汗がダラダラと出るほどは走らない。動かない。
 エアコンが効いている場所でゆっくりと涼む。
 スイカをいっぱい食べて、夏の味覚を堪能する。
 蝉の鳴き声でうたた寝などなど…(笑)

 皆さんも夏バテや熱中症などにならないように、
 暑く長?い夏と上手に付き合って、
 元気に夏を乗り切って下さい
 


さて、もう数日で前期授業が終わり、
7月30日(火)から学生の皆さんは夏休みに入ります。
9月1日(日)のまで、一ケ月あまりの夏期休暇。
課題がたくさん出ていて大変だとは思いますが、
たくさんの夏の思い出を作って下さいね。

9月2日ー7日は集中・補講期間です。
1階事務局の掲示板にある
「前期集中講義・補講一覧表」のチェックをお忘れなく。

そして事務局も少しお休みを頂きます。
証明書や学割の発行、教室の施設使用(学生ラウンジも)なども
手続きが出来なくなりますので、
学生さんは注意してくださいね。
 



 <<夏期休暇中の事務取扱の休止期間>>

 8月9日(金)ー19日(金)
 および8月3日(土)・24日(土)・31日(土)
 8月2日(金)14:00以降も受付できません。

 諸証明(成績証明書・卒業見込証明書・
 健康診断証明書・学割等)の発行については、
 8月6日(火)までに申し込んでください。
 ※8月7日(水)以降の申し込みは、8月20日(火)以降の
 発行になります。

 美専の中庭に枝葉を伸ばしている藤の木です。
   疲れた時に眺めるていると、少しホッとします。
   


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