2015年11月アーカイブ

土の素材感!

2015年11月18日

 北野田にある、ギャラリー百音に、
 「南公二展」(1999年陶芸専攻卒業)を
 見に行きました。
 ここでは2年ぶりの個展です。

 3月に個展、
 7月にグループ展と、
 忙しい毎日を送る彼ですが、
 今回はいつもと少し違った作品を
 展示しました。
 クラフト的な作品をメインにした
 展覧会です。
 


 もちろん彼の得意とする、
 神秘的な世界のイメージを残しつつ、
 「一輪生」や「掛け花生」がメインです。
 清楚な感じの、山野草・レモン・苔玉などと
 「うつわ」のコラボです。

 有機的・無機的なフォルムの花器やプレートが
 寡黙な雰囲気の空間を作り上げていました。
 お互いが語り合うような雰囲気が感じられ、
 リビングにも書斎にもピッタリな「掛け花生」です。


 土の素材感が心地よく感じられます。
 『見る人に手に取ってもらい、器の感触を楽しんでもらい、
 そして気に入った草花を生けてもらいたい。』と。
 
 見る人が様々な想いを抱き、
 思いを巡らす作品です。
 「静と動」、見れば見る程イメージが膨らみ、
 その人の世界を拡げるのではないでしょうか。

 器物と非器物の狭間に位置しながら
 作り続ける南君。
 これからも魅了ある作品を期待しています。
 (陶芸研究室)
 

 ザッキーこと、大崎緑(おおざきみどり)さんが
 池田泉州銀行のカレンダー原画公募
 佳作賞を受賞しました。
 なんと応募総数1,493点!
 大崎さんはその中から
 佳作賞(副賞10万円)をみごと受賞しました。
 おめでとうございます。

 作品は水彩によるもので、
 作品名「創世ー新しい時代のその先へー」、
 絵もタイトルも明るく希望のあふれるもので、
 彼女らしい作品です。

 ザッキーは先日、
 自分のホームページ(Web上ポートフォリオ)を
 立ち上げ、その中で次のように語っています。


「2014年に宝塚歌劇団を退団するまで、
男役として9年間舞台に立っておりました。
小さな頃から絵を描く事が大好きで、
宝塚の退団を機に、
本格的に絵の道に進む決意を致しました。

日々出会う全てを大切に、
私なりの何かキラリと光る作品制作が
出来たらなと思っています。
毎日大好きな事が出来る“今“ の幸せに感謝すると共に、
これから先の夢に向かって、挑戦し続けたいと思います。」

彼女は現在、
総合アート学科プリントメイキング専攻1年生として、
版画技法を用いたイラストレーションを研究しています。
今後、ますますの活躍を願っています。

(総合アート学科・プリントメイキング専攻教員/kusa.)

池田泉州銀行のカレンダー原画公募受賞者発表
http://www.sihd-bk.jp/fresh_news/0000000787/pdf/fresh.pdf

大崎緑ホームページ
http://zacky92rei.wix.com/midori
 

 10月22日、映像・アニメ専攻では
 日本を代表するアニメーション作家
 伊藤有壱氏
をお招きし、
 3時間にわたる長時間・公開特別講座を開催しました。
 
 表題の「ネオクラフトアニメーション」とは
 伊藤さんの造語で、
 主宰する有限会社、アイ・トゥーンが作り出す
 アニメーションスタイルの総称です。
 
伊藤さんの作品は、
1998年頃からアナログなアニメーション要素を核に
デジタル最先端のテクニックを
ミックスするという方法で作られています。
そんな方法で数々の作品が生まれました。

伊藤有壱といえば
「ニャッキ」や「ブルーベリーアイのブルブルくん」など、
たくさんのかわいいキャラクターを思い出しますが、
平井堅の「君はともだち」の
ミュージックビデオなども手がけています。
この作品では
制度の高い竜のフィギア・パペットを制作し、コマ撮りしたり、
写真を3DCGレリーフにマッピングしてエフェクトを足すような
独自の手法を取り込みながら制作されています。

近作「ハーバーティル」は、
クライアントを介入させない
アイ・トゥーンで独自制作された作品で、
伊藤さんの手法が惜しみなく投入されてます。
 

 今回の講義では、
 これらの作品に使われた
 パペット「レンガ君」や
 「ニャッキ」の実物を持参していただき、
 実際に触らせてもらう場面もありました。
 精巧につくられたパペットは、
 映像の世界からそのまま抜け出してきたような
 愛らしさがあります。


制作のために描かれた「絵コンテ」や
撮影現場の様子など、
詳細に講義の中で触れながら、
伊藤さんの作品制作に対する考え方を
うかがうことができました。

C001教室がいっぱいになるほどの参加者もあり、
充実した特別講義となったことを報告します。

(映像・アニメ研究室)
 

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